《数量限定》カレンダーという名の和紙見本2013

販売価格
2,376円(税込)
購入数
手漉き土佐和紙を
一年中楽しめるカレンダー。


※2016年版を発売中です。
詳しくはこちらをご覧下さい。


今年も紙漉職人たちとのコラボレーションから生まれた「カレンダーという名の和紙見本2013」できあがりました。
紙漉きたちが、一枚ずつていねいに漉いた土佐和紙のカレンダーです。

土佐の手漉和紙を、一年を通し、近くで見て触れてほしい・・・そんな思いから生まれたカレンダーです。
風合いも色味も異なる12枚の土佐和紙は、紙漉き職人たちが一枚ずつていねいに漉いたもの。活版印刷で一枚ずつ印字し、全てを手作りで仕上げています。

小さなカレンダーですが、そのぶん近くに掛けてみてください。それぞれの紙漉きの個性があらわれた和紙の、さまざまな表情に気づかされます。一年が終わるころ、きっと、もっと、和紙が愛おしくなるはずです。



サイズ:148mm×210mm(A5サイズ)
仕 様:表紙+各月 土佐手漉き和紙 計13枚、奥付1枚
    楮(高知県いの町吾北産)皮紐付き

表紙は2種類ありますが、特に指定がない場合、こちらで選ばせていただきます。
表紙写真左:土佐楮 壁紙(高知県いの町吾北産)
表紙写真右:壁紙(タイ産)


企画・製作・発行■TOSAWASHI PRODUCTS×土佐の山・紙資源の会
紙漉■田村寛、尾崎伸安、磯崎裕子、田村亮二、浜田治、森沢真紀、尾崎あかり
デザイン■TOSAWASHI PRODUCTS
活版印刷■竹村活版室
直販売店■土佐和紙工房 パピエ(高知市)/竹村活版室(高知市)/zaza CHAPEAU(高知市)/いの町紙の博物館(いの町)/土佐和紙工芸村(いの町)

展示販売■「NIPPON VISION GALLERY 土佐和紙(高知)」(タイトル未定)
会期:2012年10月5日(金)〜10月31日(水)
会場:渋谷ヒカリエ8F d design travel store
d design travel store






紙漉きさんに聞く!
「カレンダーという名の和紙見本」 和紙エピソード vo.1
[表紙/土佐楮 壁紙]紙漉き:田村寛さん


今年のカレンダーには、二種類の表紙があります。
いずれも、紙漉職人・田村寛さんの「壁紙」シリーズ。
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土佐和紙は、古くより建築資材としても多用されており、
壁紙は中でもスタンダードな用途です。
こちらは土佐楮が原料の壁紙。
繊維がちぢれたり、揺れるような独特の繊維の流れが表れています。
紙を漉く際、水の中で繊維がゆらゆら泳いだような様子を想像します。

ご覧のように、全体的に“チリ”が多く見られる和紙に仕上がっています。
原料の繊維も大胆に残っていますね。

白くてチリの入っていないまっさらな和紙を漉く際はこういったチリは、
丁寧に「チリトリ」されます。
詳しい作業の様子はこちら
チリトリされた“チリ”は、通常処分されることが多いのですが、
田村さんはこの“チリ”部分を処分せず、数年間少しずつストックしておきました。
まさしく、チリも積もれば…です。

そしてその“チリ”のみを使って、この壁紙を漉きました。
前述のように、繊維がゆらゆらと多方向に、チリ部分がおもしろいテクスチャーになるはずだと思ったのだそうです。

またこの壁紙、一見やさしいアイボリーですが、わずかにうっすら緑がかったように見えます。
これは原料の楮(コウゾ)の黒皮のさらに下の部分、淡い緑色の甘皮によるものだとか。
天然色で偶然に染まったということですね。
天然のやさしいこの緑色は、時間が経つと退色=白くなっていくそうです。
カレンダーを使い終わる頃、もう少しだけ白っぽく見えるかもしれません。
そのような和紙の経年変化もお楽しみください。






紙漉きさんに聞く!
「カレンダーという名の和紙見本」 和紙エピソード vo.2
[表紙/タイ楮 壁紙]紙漉き:田村寛さん


前回のご紹介に続き、もう一種類の表紙のお話。
紙漉きは前回同様、田村寛さんによる壁紙です。
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田村さん曰く、楮の皮の雰囲気が感じ取れる壁紙に仕上げたかったそうで、
原料である楮の皮の繊維、この長さを短すぎず、また長過ぎない程度に残したのだそうです。
その絶妙な長さの繊維が、方向性を定めず模様となって活きるよう、漉く際にコントロールされています。
これには熟練された優れたテクニックが必要です。
また、紙漉き職人の繊細な感性が反映されていることもよくうかがえます。

この壁紙は厚みがあり、実は二枚重ねになっています。
このくらい厚さがあると、実際に壁に貼りやすいそうです。

また、紙の色は少し赤みがかったベージュ色。
原料の楮をソーダ灰で煮る際、アクが出て最初は黒っぽい色が出てくるのですが、
水洗いすることでアクの色は落とせます。
が、この壁紙の場合、少し色が残るあたりを狙って色を落としすぎないようにされています。
こういうところにも、田村さんの細やかな感覚が表れています。






紙漉きさんに聞く!
「カレンダーという名の和紙見本」 和紙エピソード vol.3
[睦月/清帳箋][皐月/清光箋] 紙漉き:尾崎あかりさん


睦月(1月)と皐月(5月)に登場する尾崎あかりさんの漉く和紙です。
どちらも、なんとも純朴で、まっすぐな紙。

戦後間もない頃より、曾おじいさんの代から続く紙漉き工房で、あかりさんは四代目です。
使用する原料の楮は、なんと自家栽培。
昔ながらの製法をそのままに、家族総出で原料栽培から紙漉きまで受け継ぎ続けています。
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原料は睦月(1月)「清帳箋」が楮、皐月(5月)「清光箋」は三椏が使用されています。
楮の「清帳箋」のほうが、三椏の「清光箋」より白っぽい仕上がりに。

どちらも書道家のために生み出された和紙で、「墨の食いつきが良い」と尾崎さん。
墨をよく吸い、乾きも早い。
書いてすぐ重ね合わせても写らないので、お遍路さんの納経帳にも使われています。
「清光箋」は版画に使われる事も多いそうです。

尾崎さんの紙には刷毛目がよく残っているのも印象的。
これは乾燥行程で刷毛を使い板に貼付ける作業で付く刷毛の痕のことで、手仕事の形跡でもあります。
ちなみに尾崎さんの工房で使われている刷毛はちょっと特殊。
あかりさんのお父さんお手製で、ワラ製なのです。
こちらも曾おじいさんの代から変わらないスタイルなのだそうです。

このように、尾崎さんの工房では曾おじいさんの代から製法が守り続けられており、
今では希少な方法や道具も多いのです。
せっかくですので、ここで少しですがご紹介します。

【石灰を使う】
原料を煮る際、現在はソーダ灰や科学薬品が使われることが多い中、
尾崎さんの工房では今でも石灰が使われています。
石灰で煮ると、原料を傷めず紙を長持ちさせることができるのだそうです。
そうして漉かれた和紙は「千年和紙」とも呼ばれるほど。
ただ石灰だとチリが残りやすいため、その後の行程であるチリトリはさらに大変な作業になるのです。
丁寧に取っても取ってもまだなお残るチリ。
尾崎さんの和紙には確かにチリが残って見られますが、それも昔ながらの方法でできただけあり、
素朴であたたかみのある和紙に仕上がっています。

【田ざらし】
原料を煮た後に行う作業で、田んぼをプールのようにし、細く割って板状にした竹を並べ、
その上に煮た原料を数日さらします。
そうすることで紫外線の働きにより原料の色を白っぽく退色させることができるのです。
いわば天然の漂白。
カレンダーの皐月(5月)「清光箋」は三椏が原料なのでもともと黄色が強くもあるのですが、
ほんのりやさしい黄色が残る程度に、田ざらしの時間が短く調整されています。

【カヤ簀】
紙を漉く際に使う道具、簀桁(すけた)。
現在では竹ヒゴから作られる事が多いのですが、やはりこれも尾崎家では昔ながら。
カヤの茎から作られたものを使っていらっしゃいます。
曾おじいさんの時代には一般的だったというカヤ簀、今はとても珍しく貴重。
光にかざしてみると、尾崎さんの紙に残る簀の目は少しだけ太く感じられます。
カヤの茎を想像しながら見てみてください。

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