土佐和紙×活版印刷
＊ 12/12より発送開始
ひと月ごとにサイズ違いの手漉き和紙
好みで重ねたり並べたり
一年を通して
手漉き和紙の表情をお楽しみください
＊ 12/12より発送開始
サイズ：（1,4,7,10月） 190mm×50mm
（2,5,8,11月） 190mm×87mm
（3,6,9,12月）190mm×120mm
仕 様：各月 手漉き和紙 計12枚
企画・製作・発行：TOSAWASHI PRODUCTS
抄 造：田村亮二、田村寛、浜田治、尾崎製紙所、尾崎伸安、磯崎裕子
活版印刷：竹村活版室
漉いた人々
田村 亮二
鹿敷製紙、森田和紙工房での修行を経て平成8年に独立。現在はいの町大内の工房にて主に楮と雁皮を中心にその性質を活かした丁寧な紙づくりに取り組んでいる。手間のかかる伝統的な原料処理にもこだわり、文化財修復用や美術工芸用紙など長期間の保存に耐える和紙を漉き続けている。
田村 寛
昭和45年うまれ。和紙の多様性と職人の技能に興味を持ち、池田喜代太郎氏に師事し紙漉きを学ぶ。その後独立し、現在に至るまで高知県いの町鹿敷の工房で紙漉を続ける。表具用紙、美術用紙、手芸用紙、壁紙、修復用紙など多種多用途の紙を漉く。
尾�� 伸安
昭和38年うまれ。家業の紙漉きを継ぐため、紙漉きを始める。土佐和紙工芸村で研修生として勝賀瀬幸一氏から指導をうけ、現在は両親とともに表具用紙、水墨画用紙、版画用紙、手芸用紙などを漉く。
尾崎製紙所 片岡あかり
昭和54年うまれ。原料の栽培から一貫した和紙づくりを家族3代で営む、仁淀川上流で唯一残る尾崎製紙所（仁淀川町岩戸）の4代目。曾祖父から続く生業を継ぐため、19歳の時に帰郷。書道や版画、修復、納経帳などの和綴じ帳、美術工芸用紙として使われる土佐清帳紙、清帳箋、清光箋などの紙を漉く。
磯崎裕子
鹿敷製紙、高知県立紙産業技術センターで製紙技術について研修後、2003年頃〜製紙・紙布織にたずさわる。紙をつくる工程で、原料が変化する一部始終の様子を手にし、目にします。楮・雁皮・三椏などの樹皮が柔らかく煮え、水の中で静かにきらきらと洗われている時、植物の美しさ、強さ、生命の力などを感じます。そんな瞬間が好きで、紙を作っています。折る、切る、はさむ、たたむ、飾る、綴じる、書く、描く。紙に触れて、使って、楽しんでもらえたら幸いです。
活版印刷
竹村活版室 竹村愛
2011年にオープンした活版印刷工房。手動の活版印刷機で印刷している。
http://takemura-kappan.com/
